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手元にあるのは、1999年の文庫の初版。
もう20年近く前ですね。
スピリチュアル、かつキリスト教の影響が見える本ですが、
主人公の女性が洋服をどんどん捨てていく場面は、
まさに「断して捨して離すること」の体現。
そして、それは「もの」だけではないのです。
「本当に欲しいものは、何か?」
「それは、本当に必要なものか?」
この二つの問いの重要なこと…。
「虚栄心を捨て、あるがままにあれ。結果は後からついてくる。」
はい。
現実から逃避し、過去に執着し、未来を憂い、右往左往する主人公の姿に、
わたしは自分を見ました。
でも、そんな「バニティ・ライフ」から脱却して「素の自分」へ。
「思考や行動のパターン」を変えていくトレーニングとその成果、です。
素晴らしい「ビフォー・アフター」がそこにあります。